

日本に訪れる外国人旅行者は年々増え、政府では2030年に訪日観光客数6000万人を目標としています。ビザ要件の緩和や受入環境の整備が進み、新興国からの旅行客の増加も見込まれ、インバウンド需要はますます拡大していくと思われます。一方で今、民泊やライフスタイル型ホテルなどの増加により、宿泊の形態は多様化しています。国内の観光都市でホテル開発が競われる中、選ばれる宿泊先であるためには、旅行者が望む“快適性”を叶え、より多種多様なニーズに応えていくことが求められます。私たちが目指すのは、「旅の居心地に多様性のある選択肢をつくること」。非日常を感じるデザイン、くつろげる空間、整った設備、手の届きやすい価格帯、旅先での出会いや特別な体験など、利用者が戻って来たくなるような居心地の良さにこだわり、これまでの形にとらわれない旅先の住まいの選択肢を広げていきたいと考えています。
大阪におけるレジデンスホテルの開発を出発点に、私たちは時代に沿った様々なコンセプトの宿泊事業を今後も展開していきます。宿泊業を通じて人々の集まる場を生み出し、人と人とを結びつけることで地域を盛り立てたい。そして大阪を拠点に、関西の観光業の活性化に貢献していきたいと考えています。土地・建物の活用や、ゼロからホテル経営を検討するオーナー様へは、20~30年にわたる長期的な宿泊事業において、コストを最小限に抑え、かつ高い稼働率で収益性を持続するノウハウを生かし、開業を支援いたします。不動産を自社所有し、オーナーの立場でもある私たちだからこそできる、オーナー様に寄り添ったコンサルティングを行い、調査・計画・施工・運営を通して最適なご提案をいたします。
2018年11月にオープンした「レジデンシャルホテル ハレ 黒門」は、長期滞在者、グループ、ファミリーに適したコンドミニアム型ホテルです。全客室にミニキッチン、調理器具、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、コーヒーポットなど最新の設備を備えています。セパレート式のバス・トイレには信楽焼の風呂釜を置き、機能性に古民家風のリゾート感をプラスした落ち着ける空間となっています。室内にはソファ兼布団収納スペースを作り、最大5人まで宿泊可能。料亭のような外観から室内に至るまで、新しさと懐かしさを融合させたジャパニーズモダンなデザインにこだわっています。日本橋駅から徒歩8分の場所にあり、心斎橋も近く、外国人観光客に人気の黒門市場からすぐの好立地でありながら、使い勝手と居心地の良さを追求しています。
名称 | レジデンシャルホテルハレ 黒門 |
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形態 | コンパクトレジデンスホテル |
ターゲット | グループ・ファミリー・インバウンド・長期滞在者・ビジネス |
価格帯 | ¥13,000 ~ 25,000 |
稼働率 | 90% 2019年2月時点 |
客室数 | 15 |
客室種類 | 8タイプ |
部屋サイズ | 17 〜 45㎡ |
共用施設 | ラウンジ |
アクセス | 近鉄日本橋駅より徒歩約4分 / 大阪メトロ千日前線、堺筋線徒歩4分 |
住所 | 〒542-0073 大阪市中央区日本橋2-14-32 |
電話 | 06-4394-8708 |
URL | https://hotelhare.jp/kuromon/ |
「京都祇園八坂ホテル」は、京都・祇園の中心に位置し、清水寺、八坂神社などの人気観光スポットが徒歩圏内という抜群のロケーションで、コンパクトな観光拠点として外国人旅行客に高い人気を誇っています。全客室にキッチン、調理器具、冷蔵庫、洗濯機、セパレート式のバス・トイレなど、長期滞在旅行客やグループ、ファミリーに適した設備を揃えており、利便性と居心地の良さを兼ね備えたアパートメントホテルです。客室は青と白を基調とし、共用ラウンジは様々な形の提灯が吊り下げられた遊び心のある空間となっています。夜間はスタッフを非常駐にすることで運営コストを抑え、人気エリアで高いコストパフォーマンスを実現しています。部屋の清潔さ、全客室にApple TV、共用ラウンジには無料コーヒーを用意するなど、快適性にもこだわっています。
名称 | 京都祇園八坂ホテル |
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形態 | アパートメントホテル |
ターゲット | グループ・ファミリー・インバウンド |
価格帯 | ¥10,000 〜 15,000 |
稼働率 | 85% 2018年07月現在 |
客室数 | 16 |
客室種類 | 2タイプ |
部屋サイズ | 25 〜 27㎡ |
共用施設 | ラウンジ |
アクセス | 京阪祇園四条駅より徒歩10分、市バス清水道駅より徒歩5分 |
住所 | 〒605-0811 京都市東山区小松町572-8 |
電話 | 075-746-7663 |
2015年の訪日外国人旅行客数が前年比47.1増の1973万人(観光庁調べ)となり、日本政府は2020年に年間2000万人という当初の目標を大幅に上方修正し4000万人を目標に、2030年には6000万人を目標に設定するとして、外国人旅行客の誘致活動を強化しました。インバウンド需要の拡大と客単価の上昇がホテル開発を加速させ、東京・大阪・京都の三大マーケットでは2017年から2020年に向け、既存客室数の38%に相当する新規の供給が予定されています。供給過剰の懸念は未だに低いものの、参入する多くのホテルがビジネスホテルであることから、ホテルのタイプによっては競争が激化するのではないかと考えられます。そこで重要なものが差別化戦略です。
当社ではグループやファミリーの長期滞在者にマーケットの主軸をおき、ターゲットイメージや立地などからなるコンセプトに基づいたデザインで差別化を図ります。デザインと長期滞在型に差別化ポイントをおくことで、他社とは違ったブランドイメージを確立します。
民泊やビジネスホテルが急増し、需要と供給のバランスが一部のマーケットで崩れることが懸念されています。中長期的な目線で宿泊施設の淘汰圧を考えると、他社と差別化された戦略が必要不可欠となってくるのは間違いありません。私たち「髙橋ホテルズ」は多数の宿泊施設を自ら運営開発した経験から、立地、ターゲット、周辺環境、競合他社、市場調査等を物件ごとに行い、デザインと長期滞在型に差別化ポイントにおいた展開を行っていきます。
ホテル開発は不動産とは切っても切れない関係です。「エリア・建築施工・デザイン」、この要素をどのようにコンサルティングしていくか、それによりビジネスの成否が決定してしまいます。当社は50年近く大阪で不動産事業を展開してきた「髙橋ホールディングス」より生まれました。そんな当社だからこそ、「運営会社」と「不動産会社」という目線で、オーナー様の目的を最優先にした実現可能な事業計画を組み上げることが可能です。当社であれば、不動産の取得から建築、管理、許認可取得、運営まで、全て一貫した体制でお任せいただけます。
当社ではオーナー様のニーズや施設形態にあわせた幅広いご要望にお応えするために、3つの契約形態をご用意しております。オーナー様目線でホテルビジネスを成功させる、最適なホテル運営をご提案させていただきます。
私たち「髙橋ホテルズ」は、「髙橋ホールディングス」のホテル事業として生まれました。
住まう人や働く人には「快適」な環境を、オーナー様には「安心」の事業サポートを。
この2つを経営理念に、50年以上大阪の地で活動してきた不動産のエキスパートです。
昨今のインバウンドの盛り上がりから、ホテル事業にあらゆる可能性が見えてきました。
しかし、何も考えずにホテルを作ったとしても、今後増え続ける宿泊施設に埋もれてしまい、
お客様に選んでもらえる、つまり残り続けるホテルとなることは難しいでしょう。
その中で私たちは自ら市場調査を踏まえコンセプトを立案し、設計・施工・各種申請、
そしてホテルの運営までを行い、海外はもとより日本のお客様にも多数の高評価を得ています。
そのような経験から、オーナー様の本当の立場というものが痛い程よく分かります。
建築費を抑えた中で最大限需要が見込めるホテルをどのように建てるか。
そのホテルは一時的な流行にのったデザインとなってはいないか。
ランニングコストを抑えた上での運営はどのように可能か。
中長期的にお客様に満足いただけるホテルとはどのようなものか。
もしホテル事業に興味を持ち、少しでも心配なことがあれば私たちにご相談下さい。
お役に立てることが必ずあります。